カイポケ・トリケアと併用できる「家族向けレイヤー」とは

デイサービスで新しいシステムを検討するとき、よくある不安は「今の介護ソフトを全部やめないといけないのでは」という点です。実際には、請求・計画書の基幹はそのままに、家族連携だけを足す選択肢があります。

1. デイのソフトは「2種類」に分けて考える

デイサービス現場で使われるシステムは、大きく次の2層に分けられます。

基幹層は施設運営の根幹なので、入れ替えには時間もコストもかかります。一方、家族連携は基幹と独立して試せる領域です。ここを分けて考えると、導入判断がしやすくなります。

2. 全面入れ替えを避けるメリット

記録ツールを入れ替えると、職員研修、データ移行、請求フローの再設計が必要になります。利用者20名規模のデイでも、数ヶ月単位の負担になりがちです。

家族連携だけを上乗せする場合、既存ソフトはそのまま、「家族に見せたい記録」だけを別の流れで共有する形にできます。職員にとっては「請求は今まで通り、連絡帳と写真は新しいツール」という住み分けが明確で、現場の混乱を抑えやすいです。

3. 料金モデルも「利用者定額」で比較しやすい

職員数課金の記録ツールは、スタッフが増えるほど月額が上がります。デイではパート・非常勤の入退職もあるため、コスト予測が難しくなることがあります。

利用者定額(例: 10名まで月額固定)の家族連携ツールは、職員が増えてもソフト料金が跳ね上がらないため、基幹ソフトの月額に上乗せしやすい構造です。請求ソフト月2〜3万円+家族連携月1万円台、というイメージで全体コストを組み立てられます。

4. ケアコラボ等との住み分け

記録SNS型のツールは、職員課金で記録・申し送り・計画書まで幅広くカバーします。一方、家族連携に特化したツールは、写真・通知・受診サマリー・家族の安心に絞ることができます。

全面競合ではなく、「うちは請求はカイポケ、記録共有は既存のまま、家族にはつながる帳」という併用・上乗せのポジションが現場では説明しやすいです。詳細な比較は競合比較表もご参照ください。

5. 導入時に確認すべき3点

  1. 二重入力にならないか … 家族向けに必要な項目だけを入力する設計か
  2. 家族はアプリ不要か … URL・QRでブラウザ閲覧できるか
  3. 同意・共有範囲 … 写真やAI機能を段階導入できるか

これらがクリアできれば、基幹ソフトを触らずに30日試験導入から始められます。

まとめ

デイのデジタル化は、必ずしも「今のソフトを捨てる」ことではありません。家族向けの見せ方だけを足すことで、電話・FAX・説明の手間を減らし、既存投資を活かしたまま現場を改善できます。

つながる帳は既存介護ソフトと併用前提の家族連携ツールです。

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